トランクルーム選びの参考にしたい女性顧客へのサービス充実度
2022年9月22日
可処分所得とは、給与から保険料などの必要経費を差し引いて自由に使えるおカネのこと。つまり手取り金額になります。
ですが、自由に使えるといっても家族がいらっしゃる方と、未婚のひとり暮らしではその自由度がちがいます。
昨今は不況の影響などもあり一概にはいえなくなりましたが、可処分所得を使える自由度がもっとも大きいのが、20代から30代の独身女性だといわれてきました。
たしかに未婚の独身女性は、エステティックサロンやフィットネスジムにかよったり、旅行にいったりととてもアクティブです。
独身時代に資格をとったり、趣味を極めたいと意気込んだりしている方もすくなくありません。
あるいは、洋服やアクセサリー類などのショッピングが趣味という方も多く、多趣味なだけではなく物持ちの女性も多いのではないでしょうか。
トランクルーム利用者に未婚の女性が増えてきているといわれていますが、そこにはこんな理由があるのかもしれませんね。
ところで、女性のお客さまが増えてきていることもあり、トランクルームの運営会社のなかには、いろいろな女性向けサービスを打ち出しているところも増えてきました。
その最たる例が、「女性専用トランクルーム」でしょうか。
トランクルームには、契約者という特定多数のお客さまが出入りします。
若年層から中高年までの男女さまざまなお客さまが出たり、入ったりするわけです。
そのため女性の契約者にとって、心配事のひとつがセキュリティ面。
たとえば、屋内型トランクルームの店舗内で見知らぬ男性とふたりきりになってしまったら、ちょっと不安をおぼえてしまうかもしれません。
もっとも、多くの屋内型トランクルームの運営会社は、24時間体制の防犯カメラで監視していますし、なにごとかあれば契約している警備会社のスタッフが飛んできてくれますので安心といえば安心です。
そうではあっても、気まずい思いを拭うことはできないかもしれません。
その点、女性専用のトランクルームであれば、そうした心配はなくなります。
ただし、女性専用トランクルームの絶対数は、まだまだすくないようです。
そこで女性のお客さまにおすすめなのが、宅配型トランクルームです。
このタイプであれば、荷物の出し入れは宅配便になりますので、他の利用者と顔を合わせることはありません。
ただし、荷物の出し入れに時間がかかるというのが難点になります。
また、コンテナタイプの屋外型であれ、屋内型のトランクルームであれ、セキュリティ対策には万全を期しているところがほとんどです。
女性ひとりでの夜間の作業は慎むべきかと思いますが、セキュリティ対策がしっかりしているトランクルームであれば、屋外・屋内型であっても安心して利用できるのではないでしょうか。
そうした懸念材料があるからというわけではないでしょうが、女性顧客を対象にしたサービスの充実をはかっている運営会社も出てきています。
いうなれば、女性のお客さまの顧客満足度向上を目的にしたサービスの提供です。
どんなサービスがあるのかを調べてみると、消臭剤やハンガー、毛玉クリーナー、あるいは踏み台を常備するなどです。
いろいろな荷物が保管してあり、多くのお客さまが出入りするトランクルーム。やはりニオイが気になるという女性もすくなくないようです。
そんなときに消臭剤があれば、シュッとひと吹きするだけで気分もよくなるのでは。
女性のお客さまが保管している荷物で多いのが、洋服などの衣料品だといわれています。となると、ハンガーや毛玉クリーナーがあると、収納時に便利かもしれませんね。
踏み台はといえば、段ボールを積みあげたりするときに至極便利なことはいうまでもありません。
ちょっとしたサービス、ちょっとした気づかいではありますが、要はそれだけ女性のお客さまを大切にしているという運営会社の姿勢が感じられるのではないでしょうか。
トランクルームを選ぶ際は、こうしたサービスの有無もチェックポイントに入れたいですね。
また、トランクルーム内だけではなく、荷物の運搬に関しても、女性のお客さま向けのサービスを提供している運営会社もあるようです。
トランクルームを利用する際の荷物の出し入れは、荷物の量にもよりますが、基本的には車の利用が一般的かも。
車を所有されているお客さまであれば問題ありませんが、そうでない場合はレンタカーを借りたり、友人に頼んだりしなくてはならないことがあるかもしれません。
また、最初の搬入はこれも荷物の量によりますが、ちょっとした引っ越しのようなもの。
そんな女性のお客さまのため、トランクルームの運営会社が運送会社と提携し、荷物の配送サービスを提供しているところもあります。
軽トラックなどのトランクに運転手付き。しかも、運転手さんが荷物の積み込みや積み下ろしも手伝ってくれるというコースもあるそうです。
つまり、引っ越し屋さんとレンタカー屋さんのいいとこ取りしたような配送サービスでしょうか。
料金については、荷物の積み下ろしと移動時間の時間制。
レンタカーを借りて返却する手間と時間を考えると、おそらく割安なのではないでしょうか。
そのうえ作業をお手伝いしてくれるわけですから、労力負担を加味すればずいぶんと格安といえるかもしれませんね。
トランクルームの運営会社によっては、配送サービスを利用する際に割引が適応されるところもあるようです。
このように、女性のお客さま向けのサービスが充実してきているようです。
トランクルーム選びの参考にしてはいかがでしょうか。