メディアでも注目の「トランクルーム」ってなんだろう?
ここ最近になって、「トランクルーム」がメディアでも取り上げられることが増えてきたようです。
そもそもトランクルームとはなにかというと、いろいろな荷物を預けておけるレンタル収納スペースのこと。
預けておける期間も短期から長期まであり、収納スペースも半帖ほどから2帖、3帖と広々したトランクルームもあります。
そのため物置き代わりに使ったり、引っ越し時に荷物の一時保管場所として利用したりと、用途や目的に合わせて押し入れがわりに使える便利なスポットということができます。
こうした利便性が現代人のライフスタイルにマッチし、近年になって特に注目を浴びるようになってきたようです。
では、トランクルームの利用者がどんな荷物を預けているのかというと、端的にいえば「自宅にあって邪魔なもの」といえるかもしれません。
邪魔なものは言い過ぎですが、つまり使わない荷物ということになります。
わかりやすい例でいえば、オフシーズンの荷物です。
夏場であれば、冬物の衣服は押し入れやクローゼットに仕舞うことになります。
冬物の衣服はかさばるものが多いため、保管スペースをとって困るというお悩みの多いのではないでしょうか。
そのほか、こたつやストーブなどの暖房器具がありますし、スキーやスノボといったウインタースポーツ用品の収納場所に困っているというご家庭も多いはず。
このようにトランクルームとは、いまは使わない荷物を保管しておくのに便利なスペースなのです。
オフシーズンの荷物だけではありません。
本や雑誌、マンガ本などの書籍類や音楽CD、映画のDVD、趣味のコレクションといった荷物も預けておくことができます。
単なる保管場所としてだけではなく、フィギュアやプラモデルといったコレクション専用にトランクルームをレンタルし、自分だけの博物館のように利用されているお客さまもいるほどです。
そこでトランクルームの利用を考えていらっしゃる方のために、トランクルームのメリットやデメリットをまとめてみましょう。
まずメリットはといえば、すでにご紹介したようにとにかく荷物の保管スペースとして至極便利なこと。
ご自宅やお部屋の荷物を預けることで居住スペースに余裕が出て、いまよりもなお住み心地が良くなるはずです。
一方のデメリットについてですが、当然のことトランクルームを利用する際には費用がかかります。
といっても、トランクルームのタイプによっては、月額3000円程度からでも利用することができます。
月額予算が数千円から1万円もあれば、様々なタイプのトランクルームをよりどりみどりといっては言い過ぎでしょうか。
ただし、トランクルームにかかる費用は月額料金だけではありません。
契約時に初期費用がかかります。
この初期費用はトランクルームの運営会社によって違いがあります。
たとえば、保証料を取るところもあれば、取らないところもあります。
余計な費用をかけたくないから、保証料を取らないところがいいとは一概にはいい切れません。
多くの運営会社は、お客さまの満足度を考えて費用を算出していますので、契約前にいろいろな運営会社を比べたり、問い合わせしたりしてから選択することをお勧めします。
その際に肝心なことは、どんなタイプのトランクルームを選ぶのかということです。
トランクルームとひと口にいっても、次のようなタイプがあります。
1、屋外に設置されているコンテナタイプのトランクルーム
2、ビルなどの建物内部にある屋内型トランクルーム
3、運営会社がお客さまの荷物を保管・管理する宅配型トランクルーム
どのタイプのトランクルームがいいかどうかは、お客さまの考え方によります。
そこでそれぞれのタイプ別に特徴などを紹介しましょう。
屋外のコンテナタイプは比較的費用が安く、しかも広々としたスペースを確保することができます。
ロケーションとしては郊外にあることが多く、車があれば便利です。
ただ、トランクルームの利用者増もあってか、最近では住宅街近辺にもこの屋外型トランクルームの設置がすすんできているようです。
屋内型トランクルームは駅の近くなど、生活圏内にあることが多くロケーション的にはとても利便性が高いといえそうです。
空調設備が完備されているため、高温多湿に弱いカビやサビなどが発生しやすい荷物であっても安心して預けることがトランクルームになります。
また、荷物の量によって0.5帖ほどの小スペースから広いスペースまで揃っていることも魅力です。
宅配型は大切な荷物を預けておくのにぴったりですが、他のタイプと比べて若干割高になるようです。
出し入れに時間がかかるため、他のトランクルームのように必要なときにすぐに取り出せないというデメリットがあります。
しかし運営会社が責任を持って荷物を保管・管理してくれるため、安心して預けることができるトランクルームのタイプといえるでしょう。
このようにトランクルームにはいろんなタイプがあります。
ご自身のライフスタイルや目的・用途に合わせて選べるトランクルーム。
いまメディアでも注目されているトランクルームライフ、ぜひお試しになってはいかがでしょうか。