トランクルームの有効活用は荷物のリストアップから

2022.09.13
お役立ち情報

 

トランクルームには、屋外にあるコンテナタイプのトランクルーム、建物に入っている屋内型トランクルーム、そして運営業者に荷物を預かってもらう宅配型トランクルームの3タイプがあります。

 

屋外型のトランクルームは月額料金も比較的安く、収納スペースの広さも確保できます。

屋内型トランクルームは町中など立地が良く、空調設備やセキュリティ対策が整っています。

宅配型トランクルームは、普通の荷物のほかにも貴重品などの大事な荷物を預かってもらうのにぴったりです。

 

トランクルームを利用するきっかけは、自宅に荷物が収納しきれなくなったという理由が多く見受けられます。

荷物が増えたらその都度廃棄すればいいのですが、そうはいっても、だれしもが経験したことあるようにどうしても捨てきれない荷物があるものです。

 

また、もうひとつの大きな理由が、限られた居住スペースを有効に活用したいというもの。

その意味では夏物と冬物の衣類、扇風機やコタツといった季節用品をオフシーン中はトランクルームにしまっておくという利用法を実践されているお客さまも多いようです。

 

そこで3つのタイプからどのトランクルームを選ぶかです。

 

荷物の量がさほど多くない独身でひとり暮らしのお客さまであれば、宅配型トランクルームも選択肢に入るかと思います。ですが、家族の多いご家庭になると荷物の量も格段に増えますので、屋外型あるいは屋内型のトランクルームのほうがオススメです。

 

次に月額の利用料金や収納スペースの広さ、立地などを比較検証することになりますが、その前にやっておくと後々便利なのが荷物のリストアップです。

どんな荷物をどれくらいトランクルームに保管するのかの目安がつくと、トランクルームを選ぶときにもイメージが湧きやすく、とても参考になります。

 

そこでどんなふうにリストを作成すればいいのかですが、その一例をあげてみましょう。

 

まず、トランクルームへの収納を予定している、スペースを取りそうな家族共用の荷物をリストアップします。

 

◯キッチンテーブル、座卓革各1台

◯バーベキューセット1基

◯キャンプ用具1式

 

キッチンテーブルや座卓などの大きめの荷物は、寸法を計っておくことをオススメします。

そのうえでご家族ごとに収納したい荷物をリストアップします。

これはご家族の方それぞれ協力してもらい、リストアップしていただくと時間と手間も省けます。

 

<父>

◯釣り道具一式(ロッド3本、リール5個、道具入れ1箱)

◯ゴルフバッグ

◯自動車の冬用タイヤ4本

 

<母>

◯ミシン1台

◯タンス2棹

 

<長男>

◯サーフボード

◯スキー用品

◯マンガ本(約100冊)

◯エレキギターとアンプ

 

<長女>

CD50枚以上)

◯小中学校時代に使っていた教科書と参考書(段ボール箱1個から2個分)

◯アルバム(5冊くらい)

 

長男や長女の荷物のように数量はアバウトでもかまいませんので、ご家族から収納したい荷物のリストを提出してもらいましょう。

 

これに加えるのが、家族4人であればそれぞれの夏物・冬物の衣類や寝具類など。さらには桃の節句の雛飾り、端午の節句の鯉のぼり、クリスマス飾りなど季節の行事で使う荷物などを追加していきます。

 

すると必要とするスペースが大まかに見えてくるはずです。

 

また、長男の荷物にあるエレキギターやアンプ、長女の荷物にある教科書やアルバムなどは、高温多湿に弱いタイプの荷物になります。

屋内型トランクルームは空調設備が整っていますので温度や湿度は管理されていますが、屋外のコンテナタイプのトランクルームは違います。

となると、できれば屋内型トランクルームの方がベターということになります。

 

しかし、荷物の量や予算を優先して屋外型トランクルームという選択も誤りではありません。

おうちの中がスッキリと片づけることができれば、長男や長女の荷物はトランクルームに預けなくても済むということになるからです。

 

このように荷物をリストアップしてみるだけで、片づけ方法の道筋も見えてくるのではないでしょうか。

 

そこでいよいよトランクルームへ荷物を収納することになりますが、ここでも作成したリストが威力を発揮します。

 

たとえば、<趣味>のカテゴリーに入る父の釣り道具やゴルフバッグ、長男のサーフボードやスキー用品。

月に1回ないし釣りやゴルフを楽しんでいらっしゃるのであれば、出し入れしやすい位置に収納します。

 

サーフボードやスキー用品であれば、オフシーズンは出し入れすることありませんのでトランクルームの奥に収納しておけばいいわけです。

 

このように荷物の出し入れや利用頻度を考慮し、トランクルーム内の配置を決めると利便性も増してきます。

 

また、長男のマンガ本や長女のCDといった荷物は、「もう読まないマンガ」「また読むかもしれないマンガ」、「よく聞く音楽」「もう聞かない音楽」といった具合に分類しておくとより便利です。

 

最初のリスト作成はたしかに面倒ではありますが、一回作ればあとはブラッシュアップしていけばいいだけですので、思ったよりも手がかかりません。

トランクルームを有効活用するうえでも、荷物のリストアップは必須といえるでしょう。

 

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