トランクルーム利用で気をつけたいカビ対策

2020年7月11日

日本には、春夏秋冬の四季があります。

この頃では地球温暖化の影響なのか、季節の変わり目があいまいになっているように感じる人も多いのではないでしょうか。

 

じめついた梅雨が終われば、スカッとした夏の青空。

まぶしい真夏の太陽が燦々と降り注ぐ毎日が続くはず。

ところが、6月から9月の夏から秋にかけては一年を通して降雨の多い時季になります。意外かもしれませんが、10月から5月の期間と比べると日照時間も短いという統計があります。

 

理由はいうまでもなく、夏になると来襲する台風の影響です。

しかも、近年ではゲリラ豪雨といった局地的な集中豪雨も頻発するようになっています。

 

このように降雨量が多い時季であれば、当然のこと湿度も高くなります。

夏場の高温・多湿はカビが発生しやすくなりますので、トランクルームを利用する際も湿気対策に気をつけることが大事になってきます。

 

これからトランクルームの利用を考えている方々に注意していただきたいのが、大切なお荷物をカビから守ってくれるトランクルームであるかということです。

 

トランクルームを利用し荷物が整理できたけれど、カビが発生してしまい思い出の品々が傷んでしまったというトラブルも少なくありません。

そうならないようにするには、保管するお荷物の種類などを考えてトランクルームを選ぶことをおすすめします。

 

トランクルームのタイプには大きく分けて、屋外コンテナ、屋内型トランクルーム、宅配型トランクルームがあります。

屋外に設置してあるコンテナタイプのトランクルームは価格的なメリットが大きいのですが、温度や湿度の管理という観点からすると一抹の不安があります。

 

コンテナタイプは一般的に密閉性が高く、空気の循環が滞っていることが多いいからです。

空気の循環が悪いと、気温差によって結露ができやすくなります。これがカビの発生につながる一因になります。

 

通気口のあるコンテナタイプもありますが、強制的に空気を循環させるわけではありませんので、効果的な湿気対策といいがたいといえます。

 

そこでカビや湿気に弱い荷物なのですが、本・書籍・書類や賞状といった紙類、絵画、衣類などがあります。

カメラやパソコンやなどの精密機械、ギターやサックスなどの楽器も高温・多湿に弱い保管物になります。

 

コンテナタイプのトランクルームにこうした湿気に弱い品物を保管する場合は、長期間の利用は避けたほうが無難です。

カビが発生するまでには一定の時間がかかりますので、トランクルームを利用するメリットの一つである一時的な荷物の保管であればコンテナタイプでも問題ありませんが、保管期間やその間の気候などを慎重に考えて選択するようにしてください。

 

一方、屋内型トランクルームと宅配型トランクルームは、高温・多湿の時季であってもカビの心配が少ないトランクルームです。

特に宅配型トランクルームは、荷物の保管が厳重になっています。ですから、湿気対策も万全といえるでしょう。

コンテナや屋内型トランクルームと比べて利用料金は高いものの、大切な思い出の品々や高額な絵画などを保管するのであれば、第一選択肢に入れたいトランクルームになります。

 

屋内型トランクルームも湿気対策のため、空調設備を完備しているところが多くなっています。

換気扇などで強制的に空気の流れを作っていれば、湿気対策はできると思いますが、できれば冷暖房や除湿のできるエアコンを完備したトランクルームがカビ対策にはより効果的です。

 

料金的にも手軽ですので、おすすめのトランクルームといえます。

 

トランクルーム利用におけるここまでのカビ対策を以下にまとめてみます。

 

①湿気に弱い荷物をコンテナタイプに長期保管するのはNG

②コンテナタイプを利用する場合は、時節を考えながら一時的な利用にとどめる

③カビ対策で安心なのは、宅配型トランクルーム

④屋内型トランクルームを利用する際は、空調設備を完備しているところを選ぶ

⑤屋内型トランクルームを選ぶ場合、できれば冷暖房や除湿のできるエアコンを完備しているところがおすすめ

 

以上、トランクルームのタイプ別にカビ対策を見てきましたが、コンテナタイプと屋内型トランクルームを利用する際にもう一つ大事なポイントが、お客さま自身によるカビ対策です。

 

基本的なカビ対策は3つあります。

まず、荷物はスノコを敷いてその上に乗せるようにしてください。

スノコはどこのホームセンターでも売っていますし、値段が張るものでもありません。

 

カビは湿気のたまりやすい床や壁際から発生するといわれていますので、床と荷物の距離を開けるスノコはぜひ利用するようにしてください。

 

同じ理由から、荷物は壁とくっつけないようにして保管することも大事です。

荷物が多い場合、どうしても保管スペースにぎっしり詰め込みたくなるものです。

その場合は予算と相談しつつ、もうワンランク広いトランクルームにすることも大切な品物を守ることになりますので検討の余地ありといえます。

 

そしてもう一つのポイントが、除湿剤を置いておくことです。

除湿剤はホームセンターやドラッグストアのみならず、100円ショップなどでも売られています。

トランクルームの広さに合わせて除湿剤を用意し、湿気を減らすことが自分でできる効果的なカビ対策になります。

 

ちなみにカビが発生しやすくなるのは、室内の湿度が75%以上だといわれています。

コンテナタイプやエアコンの完備していない屋内型トランクルームに湿気に弱い荷物を保管しているのであれば、カビ対策について一考してみてください。