キャンプ用品はトランクルームでの保管がオススメ
これから夏に向かい、アウトドアを楽しむ人も多くなるのではないでしょうか。
アウトドアといえば、まず思い浮かぶのが山や川といった自然に囲まれてのキャンプ。
キャンプとなれば、みんなでワイワイ楽しみながら食べて飲むバーベキューも欠かせません。
最近では手ぶらでキャンプやバーベキューができるサービスもあるようですが、真のアウトドア派になるためご自身で購入される方も少ないないようです。
実際のところ、春ごろになるとホームセンターなどでもアウトドア用品の専用展示場を開設ところも少なくありませんし、土日などは売り場を散策しているファミリーもよく見かけます。
しかし、購入に一歩踏み切れない理由のひとつが、「こんなに多くの荷物、どこに置いておけばいいか」ではないでしょうか。
そこで、キャンプに必要とされる主なアイテムをリストアップしてみましょう。
・テント
・シュラフ(寝袋)
・タープ
・ピクニックテーブルとチェア
・レジャーシート
・ランタンなどの照明器具類
と、ここまでは快適空間を演出するためのアイテムですが、これだけでは足りません。
・バーベキューコンロやグリル
・炭などの燃料類
・クーラーボックス
・調理器具ならびに食器類一式
これに加えてハンマーやペグなどの備品を含めると、かなりの荷物になることがわかります。
しかも、シュラフやチェア、食器類はご家族分ということになります。
これだけの荷物を保管するには、押し入れを丸々使っても足りるか、足りないか……ではないでしょうか。
日常的には使わなくても、シーズンをとおして何度か使用する荷物の置き場には困るものです。
こんなときに便利なのが、月額料金で利用できるトランクルームです。
そこで今回は、キャンプ用品の収納方法や注意点などを踏まえながら、トランクルームの有効活用を考えていきましょう。
まず、キャンプ用品を保管しておくのに向いているトランクルームのタイプです。
トランクルームには屋外型と屋内型があります。
屋外型は郊外に多いコンテナタイプのトランクルームになります。料金も安価で広いスペースが確保できるメリットがあります。
一方の屋内型は町中に多く、空調設備や防犯対策などがしっかりしているのが特徴です。
どちらを選ぶかはお客さまの考えしだいになりますが、キャンプ用品の特性を踏まえたそれぞれのデメリットをご紹介することにします。
屋外型の場合、トランクルーム内が高温多湿の環境になりがちです。
キャンプ用品はあまり影響がないと思われますが、それは誤りです。
テントやシュラフ、タープなどはメンテナンスをしっかりしていないとカビが発生しやすいといわれています。
用品の素材によっては、なんらかの劣化が起こり得るというデメリットをおぼえておいてください。
屋内型トランクルームの場合は、ほとんどが空調設備が整っていますので荷物そのもの劣化はあまり心配ないといえそうです。
ただし、屋外型と同じように収納時に汚れを取ったり、水気を拭き取ったりといった基本的なメンテナンスをおこなっておくことを忘れないようにしてください。
そのうえでネックになるのが、荷物の出し入れの問題です。
屋外型トランクルームではすぐ近くというか、目の前まで車を乗り入れることができるところもありますが、屋内型ではそうはいきません。
駐車場から荷物を運んでいかなければいけませんし、トランクルームが上の階層にあればエレベーターを使って出し入れするということになります。
荷物の量が多い場合、このあたりが屋内型トランクルームの大きなデメリットといえるかもしれません。
その意味からすると、キャンプ用品を保管するには屋外型トランクルームのほうが利便性が高いといえるのではないでしょうか。
ただし、トランクルームはキャンプ用品だけに限らず、ご家庭で不要になったり、いまは使っていない荷物などを保管しておくスペースとして至極便利なサービスです。
キャンプ用品以外にも保管しておきたい荷物があるのであれば、費用対効果などを踏まえて検討してみるのがベターといえそうです。
つぎにトランクルームのスペースですが、ここは一概にはいえないところです。
ご家族の人数によってキャンプ用品の量もかわってきますし、レジャーとして釣りやトレッキングなどを楽しむ方も少なくありません。
となると上記にリストアップしたキャンプ用品以外にもアウトドア用品が加わりますので、ある程度のスペースは確保したいところです。
また、キャンプ用品のほかにも荷物を保管したいとなれば、最低でも2帖は必要になるかもしれません。
このあたりは候補にあがっているトランクルームの費用と予算を見比べながら、検討するようにしてください。
最後に屋外型・屋内型に共通する重要な留意事項です。
キャンプ用品で必須のアイテムといえるのが、炭や着火剤などの燃料類です。
トランクルームでは、可燃性の荷物保管はNGになっています。
これは定款や規約にもしっかり明記されていますので、トランクルームを利用する際はルールを守って荷物を保管するようにしましょう。