トランクルームに荷物を搬入するときの注意点

2022.09.22
お役立ち情報

段ボールに荷物を詰める夫婦

 

 

近ごろトランクルームが話題になることが多くなってきました。

以前からインターネットや広告などではよく見かけていましたが、最近ではテレビなど様々なメディアでも取り上げられるようになり、一般への認知度がさらに高まってきているようです。

 

それもこれも、トランクルームが現代人のライフスタイルに浸透してきているからといえるでしょう。

 

日本の住宅はどうしても収納スペースが限られており、余分な荷物の保管場所に困ることが多々あります。

マンションやアパートなどの集合住宅であればなおさらです。

 

荷物の整理整頓で困ったときの強い味方、それがトランクルームになります。

しかし、一概にトランクルームといっても、あまり馴染みのない方はどんなスペースなのかわからないかもしれません。

 

まずトランクルームには屋外に設置されているコンテナタイプ、建物の内部にある屋内型、運営会社に荷物を送って保管してもらえる宅配型トランクルームの3タイプがあります。

 

このなかでも一般的に利用されているのが、コンテナタイプの屋外型と屋内型のトランクルームでしょうか。

 

このふたつの違いをメリット、デメリットを交えて簡単に説明します。

 

屋外型トランクルームは、郊外に設置されているケースが多く、利用料金も比較的安く設定されています。

収納・保管スペースも広々しているところが多く、荷物がたくさんある場合はおすすめの物件になります。

 

ロケーションが郊外にありますし、トランクルームのすぐそばまで車を横づけできるところも多いため、引っ越しや自宅の改築時に荷物の一時保管場所としてもぴったりです。

 

デメリットは車がないと不便なこと。

郊外にあるためセキュリティ面が不安なこと。

空調設備が完備されていないことが多いため、荷物の劣化が心配なこと。

 

とはいえ、料金とレンタル収納スペースの広さは魅力的。

荷物の劣化についてもきちんと対策すれば、快適なトランクルームライフを実現できそうです。

 

屋内型トランクルームのメリットは、空調設備が完備されているため荷物の劣化の心配が少ない。

ロケーション的に駅や住宅地の近くにあるため、遠出しなくても利用できること。

セキュリティ対策もしっかりしていて、女性が一人で荷物の出し入れをしていても安心できるといったところです。

 

料金的には屋外型トランクルームよりは若干高めにはなりますが、比較対象の問題であってびっくりするほど高額ではありません。

 

1帖ほどのトランクルームであれば、都市部でも月額料金は数千円程度で収まるはずです。

 

荷物を整理できてコスト的にもかからない──このあたりがトランクルームが注目されてきている理由といえるでしょう。

 

そのため利用者も増加傾向にあるのですが、実際にトランクルームを利用する際の注意点をいくつかご紹介します。

 

トランクルームを契約したら、まずは荷物を運び入れるわけです。

もし、契約したのが屋外型トランクルームであれば、夏場の搬入は要注意。

 

前記したようにトランクルームには空調設備がありません。

そのため夏場の室内は高温多湿になります。立地もまわりになにもない郊外が多いため、猛暑のなかでの作業となります。

 

そうなると熱中症のリスクが高まってきます。

 

それじゃあ夜間に搬入という考えもあるかと思いますが、夏場は夜間でも熱中症になる可能性が低くありません。

かといって、夜間の作業はセキュリティ面の問題などがあって注意がなおさら必要です。

 

できれば、朝夕の比較的気温があがらない時間帯、こまめに水分補給しながら無理せずに搬入作業を行うことにしましょう。

 

屋外型トランクルームは近くまで車を乗り入れることができるため、車のカーエアコンがあるじゃないかという声があるかもしれません。

しかし、駐車時のエンジンかけっぱなしは騒音や排気ガスの影響もあるため、禁止となっているところがほとんどです。

 

一方の屋内型トランクルームにおける搬入時の注意点です。

 

こちらは空調設備が整っているため、夏場の熱中症リスクは屋外型トランクルームよりは減ってきます。

それでも搬入作業は重労働になりますので、こまめな水分補給はかかさないようにしましょう。

 

搬入時に起こり得る屋内型トランクルームならではの注意点が、エレベーターの利用です。

建物内に入っているため、2階から上の上層階にもトランクルームが設置されています。

 

となると、エレベーターを利用しての搬入になるわけですが、いちばん最初の搬入時は荷物の量が多いはず。

エレベーターは契約者の共有スペースになりますので、搬入時に独占するのは厳禁です。

そうならないようにするため、エレベーターを長くとどめることなく出し入れできる量を加減するようにしましょう。

なんども往復することにもなりかねませんが、契約者のみなさんが気持ちよく利用できるようにマナーを守ることが大事です。

 

もう一つ注意すべきは、駐車場の利用です。

屋外型トランクルームと違って、屋内型トランクルームの場合は駐車場スペースが限られています。

ここでも荷物の搬入のため、長時間に渡って駐車場を独占しないようにしましょう。

どうしても時間がかかりそうであれば、事前に運営会社に相談することをおすすめします。

比較的利用者が少ない日時を教えてくれたり、対処法を教えてくれたりすることもあり得ます。

 

初めてトランクルームを利用されるお客さまであればなおのこと、搬入時のみならずいろんなことを運営会社に相談しながら、充実したトランクルームライフを始めるようにしましょう。

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