トランクルーム利用でありがちなトラブル例と対処法

2022.09.13
お役立ち情報

 

トランクルームには、屋外に設置されているコンテナタイプ、ビルなどの屋内のフロアをパーテーションで仕切った屋内タイプ、運営会社に荷物を送って保管してもらう宅配型の3つの種類があります。

 

荷物の種類や量、料金やスペース、屋外型・屋内型であればロケーションや内覧しての感想など様々な要素を加味して、ご自身に適したトランクルームを選ぶことでしょう。

 

それから運営会社と契約して、いよいよトランクルームの利用となるわけですが、いざ利用してからトラブルに見舞われることがあり得ます。

 

そこでトランクルームの利用に際し、起こり得るトラブルを紹介しましょう。

 

まず、最も多いと思われるのが、トランクルームに保管した荷物に関するものです。

 

・衣服や布団などにカビが生えてしまった。

・家電製品がサビついたり、劣化したりして使えなくなってしまった。

 

運営会社が荷物を保管してくれる宅配型では滅多に起こりませんが、屋外型・屋内型のトランクルームでは起こりがちな代表的なトラブルになります。

 

こうしたトラブルに見舞われる理由は、タイプ別のトランクルームの特徴を把握していないことから起こります。

 

屋外に設置したコンテナタイプのトランクルームの多くは、空調設備がないため気温や湿度の変化が大きいというデメリットがあります。そのためカビやサビが発生しやすいといわれています。

 

そもそも、トランクルームはあくまでも収納スペースを貸し出すものです。

荷物の管理はお客さまご自身がしなければなりません。

 

屋外型のトランクルームを選択したのであれば、こうした特徴を理解し、カビやサビつきやすい荷物の保管は避ける。

荷物の配置を考えて通気性をよくしたり、除湿剤などを置いたりして高温多湿に対処するといった工夫が必要になってきます。

 

屋内型トランクルームの場合、24時間の空調設備が稼働しているところも多く、カビやサビなどによる荷物の劣化は比較的少ないといわれています。

 

しかし、ここでも荷物を詰め込み過ぎたり、湿気を含んだりした荷物を保管したりするとカビやサビが発生しかねません。

 

最悪の場合、お客さまの荷物から発生したカビが他のお客さまの荷物に被害をもたらすことも考えられます。

 

また、荷物の種類によっては管理が不十分だった場合、悪臭が発生することもあり、ニオイのトラブルに発展するかもしれません。

 

こうした荷物に関するトラブルに遭わないためには、まめにご自身の荷物の状態を確認し、しっかり管理することだといえます。

 

お客さまご自身のミスによってありがちなトラブルのひとつに、借りたトランクルームに荷物が入り切らなかったということがあります。

 

例えば、広さが2畳で高さが2メートルのトランクルームを内覧したとします。

荷物の入っていないため、かなりのスペースがあるように思えまるかもしれません。しかし、実際に荷物を運び込んだら一杯になってしまった……。

 

こういうトラブルを回避するには、面倒かもしれませんが事前に収納予定の荷物の寸法を測ったり、保管する荷物の数や量を把握したりすることです。

その上で内覧時にメジャーなどを使って十分なスペースがあるのかどうかを確認しましょう。

 

インターネットで契約できるトランクルームの場合は、あらかじめ測っておいた荷物の大きさや量を遠慮なく運営会社に問い合わせ、相談に乗ってもらうことをおすすめします。

 

いずれにしても、「大は小を兼ねる」といいます。

トランクルームを選ぶ際は、予定していた荷物の量よりもプラスアルファで考えたほうが無難です。

 

荷物に関するトラブルで気がかりなのが、盗難やいたずらなどのセキュリティに面についてです。

 

運営会社によっては、盗難ないたずら、火事などがあった場合、保険が適用されるところがあります。

荷物が被害に遭ったときの保険については、契約前に必ず運営会社にたずねるようにしましょう。

 

盗難やいたずらへの対処法としては、残念ながら防犯カメラが設置されているかどうか、緊急時には警備会社が駆けつけてくれるかなどしかありません。

それでも大切な荷物を保管するわけですから、防犯対策がしっかりしているトランクルームを選ぶべきです。

 

荷物以外のトラブルで注意しなければならないのが、運営会社との契約上のトラブルです。

料金を滞納したり、保管が禁じられている荷物を預けたりしないようにしましょう。

その他にも契約によって禁止されている様々な事項があります。

例えば人間の滞在は禁止されているのに、テレワークの場所にトランクルームを使っていた利用者がいたなどのトラブルも実際にあるようです。

 

契約に関して不明点があれば、ここでも遠慮なく運営会社に確認するようにしてください。

 

意外と思われるトラブルが、利用者間のトラブルです。

トランクルームはそれぞれ独立していますので、利用者同士によるトラブルとはなんだろうと思われるかもしれません。

 

しかし、荷物に関するトラブルでも紹介したように、ニオイによる異臭トラブルがあります。

この他にも荷物の出し入れの際に限られた駐車場スペースを独占したり、共用通路をふさいだりするなどして利用者間でトラブルが起こりことがあります。

 

このトラブルはマナーの問題ともいえますので、お互いを思いやりながら気持ちよくトランクルームを利用するようにしましょう。

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