荷物の仕分け方法と効率的な収納方法でお部屋スッキリ!
新型コロナウイルス感染症の影響で自粛生活が強いられている昨今です。
そのため在宅時間が長くなり、お部屋の模様替えなどで気分転換している方も多いのではないでしょうか。
お部屋の雰囲気がかわってすっきりすると、落ち込みがちな気分が軽くなったり、晴れ晴れしたりと精神衛生的にもプラスの効果があるかもしれません。
荷物の片づけは体を動かすことにもつながりますので、出不精になりがちなこの時期、居住空間のリニューアルは適度な運動を兼ねたストレス解消にも役立つのではないでしょうか。
そこでお部屋の模様替えのポイントですが、壁の色を変えたり、家具の配置を移動したりするのが基本。ちょっとおカネに余裕があれば、照明やインテリアを買い替えたり、タペストリーやカーペットもガラリと一新したりするのもいいかもしれません。
お部屋の色を統一したり、季節をイメージしたりと模様替えの楽しみ方はいろいろあります。
ちょっと上級者になると、森林浴など自然の雰囲気、あるいは外国の街並みを想起させるような模様替えをする人もいるそうです。
感染症の影響で旅行やレジャーに気軽に行けない今日この頃、自粛生活の中での楽しみといったところでしょうか。
お部屋の模様替えを思い立ったら、まず取り組まなければならないのが、部屋のお片づけです。雑然と置いてある荷物があったら、模様替えのイメージも浮かびにくいものです。
まずはお部屋をスッキリさせてから、イメージした模様替えに取り組むようにしましょう。
ここでお部屋の片づけ方ですが、大規模な模様替えなのか、それともちょっとしたマイナーチェンジであるのかにかかわらず、①収納スペースの確認と見直し②必要な荷物と不要な荷物の仕分け──の2点をチェックしてみましょう。
①の収納スペースの確認と見直しですが、押し入れやクローゼット、一軒家であれば屋根裏にも収納スペースがあるご家庭もあるはずです。
こうした様々な収納スペースには、普段は使わない荷物を保管しているかと思います。また、扇風機やこたつなど季節用品の他に使用頻度の少ない荷物などを仕舞っていることが多いのではないでしょうか。
使用頻度は少なくとも使っている荷物であれば問題ないのですが、引っ越し時に詰め込んだまま、梱包を解いていないダンボール箱などが紛れている可能性も少なくありません。
収納スペースは限られています。そもそも、収納スペースの容量がどれだけあるのかを把握していないと、空間にデッドスペースができていることもあり、せっかくの収納スペースを活かしきっていたいことが多々あるようです。
そこで大事になってくるのが、②の必要な荷物と不要な荷物の仕分けによって、効率良く収納スペースを活用することです。
片づけの手順としては、それぞれの収納スペースに入っている荷物を全部出すことから始めます。しかし、一軒家など収納スペースが多かったり、ご家族の荷物も一緒に片づけなければならなかったりすると、一気に片づけることはむずかしいものです。
そうした場合の対策として、いくつかある収納スペースを片づける優先順位をつけて取りかかることにしましょう。
たとえば、一階の押し入れから始めて、屋根裏の小屋根収納は最後にするといった具合に、収納してある荷物の整理整頓のしやすさなどを考慮しながら順番をつけるようにしてください。
その際、絶対に忘れはならないのが、一時的な荷物の保管場所を確保しておくことです。必要な荷物、不要な荷物にかかわらず、保管する場所がないと荷物がごちゃごちゃしてしまい、片づけようにも片づけられなくなってしまいます。
ご家族が使っていない部屋などを活用し、収納スペースから引っ張り出した荷物を保管するようにしてください。
その際に必要な荷物か不要なものであるのかを判断し、仕分けしておかなければいけません。
季節用品は別にして、収納スペースに長期間入れっぱなしという荷物は、ほとんどが不用品というケースが多いようです。
そのためここで大事なのが、「捨てる勇気」です。
断捨離という言葉があるように、不要な荷物はきっぱりとあきらめることが肝心です。
とはいえ、思い出が詰まった荷物であれば、なかなか踏ん切りがつかないことがあるかもしれません。
もしそんな荷物が多いようであれば、トランクルームを利用するという選択肢も出てきます。
せっかくお部屋の模様替えをするのですから、デッドスペースはなくすようにしたいものです。そのためにも、捨てるに捨てられない荷物はトランクルームに預けるようにしましょう。
さて、そのまま自宅の収納スペースに入れておく荷物を仕分けしたら、今度はどのように収納するかです。
その選別の目安となるのが、使用頻度です。
使用頻度の高い荷物は、出し入れのしやすい場所にある収納スペースに保管するようにしましょう。収納方法も頻繁に使う荷物が入り口の方にして、頻度が低い荷物は奥の方へという順番にしてください。
また、複数の収納スペースがあるようであれば、荷物のカテゴリー別にグループ分けするという方法もあります。
たとえば夏冬の衣類は押し入れにまとめる。扇風機やこたつなどの季節用品は屋根裏に収納する。アウトドア用品は物置に収納するなど同じカテゴリーの荷物をまとめておくことで、あっちに行ったり、こっちに行ったりという手間も省くことができます。
ちょっとした工夫で収納スペースを有効活用すれば、お部屋はこれまで以上に広々と使えるはずです。
どうしても入りきらない荷物があれば、ここでもトランクルームを利用すれば万事解決といったところです。
お部屋の模様替えついでに荷物をスッキリ整理整頓。
在宅時間の長いこの時期だからこそ、楽しみながらリッチな生活空間を演出してみてはいかがでしょうか。