トランクルーム選びを失敗しないためのポイントは広さの選択

2022.09.22
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トランクルーム

 

 

トランクルームの利用者が増えてきているようです。

 

その理由はいろいろと考えられますが、きっかけのひとつになったのが、新型コロナウイルス感染症の大流行でしょうか。

 

働き方のスタイルがかわり、在宅ワークやテレワークにシフトという会社も増えています。

完全にシフトしないまでも、出社は週に2回ないし3回といったように、会社だけではなく自宅やお部屋も職場になってきています。

 

そのため自宅にパソコン機器などを置くための仕事場を確保したり、仕事に使う資料などの保管場所を確保したりするため、使わなくなった余分な荷物をどこかに……といったニーズの延長線上に、トランクルームがクローズアップされてきた一因があるといわれています。

 

と、同時に、トランクルームを利用されたお客さまが、その利便性に気づいてもうひとつトランクルームを借りる。

あるいは、お客さまからの口コミで新規にトランクルームを契約される方が増えていることが、利用者増につながっているとの見方もあるようです。

 

残念ながら、トランクルームに関する正確な市場動向に関する資料がないため推測の域にとどまってしまいますが、トランクルーム利用者の視点からひとつだけいえることは、利用してみてわかる快適さです。

 

もしかしたら、こんなふうに思われているお客さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「あれ? ワンルームの部屋なのに、お部屋が増えたような気分……」

 

ワンルームにぎっしり詰まっていた荷物がなくなっただけで、日常生活がずいぶんとすっきりします。

それにトランクルームというもうひとつのお部屋があるわけですから、あながち勘ちがいではありません。

 

しかも、トランクルームはロケーションやタイプ、スペースの広さによって費用が異なるものの、月額利用料金数千円程度から荷物専用の部屋を借りることができるわけです。

 

余計な荷物がなくなり、しかも安心して保管できるトランクルーム。

気持ち的にもすっきりできて、コストパフォーマンスも高い。

 

そんなトランクルームですが、初めてトランクルームを利用されるお客さまへのちょっとしたアドバイス。

 

トランクルームには、屋外に設置されているコンテナタイプ、ビルなどの建物内にある屋内型タイプがあります。

 

どちらのトランクルームを選択してもいいのですが、初心者のお客さまが失敗しがちなのがスペースの選び方です。

 

たとえば、「畳一帖の広さ」といっても、どれくらいのスペースなのかイメージが湧かないのではないでしょうか。

 

で、思い浮かべるのは座敷の畳一帖分の広さ。

そのイメージにお部屋の荷物を重ね合わせると、「これだけの荷物、置けるのかしら……」と、思ってしまうかもしれません。

 

しかし、トランクルームは平面ではありません。いうまでもなく立体的な空間になります。

 

畳一帖となると、幅が163cm、奥行き86cm、高さ2メートル以上のスペースになります。

 

この広さをもっとわかりやすくイメージしてもらうとすると、小さめの段ボールなら約8090個を収納できるということです。自転車や大きめの家具でも十分収納できる広さがあります。

 

これはトランクルームには高さがあるからです。

 

つまり、トランクルームには、思ったよりも容積があるということです。

 

畳一帖の月額料金はトランクルームのタイプやロケーションによって異なりますが、数千円から一万円前後といったところでしょうか。

 

となると、いかにコストパフォーマンスが高いのか、なんとはなく想像がつくのではないですか。

 

ここで初心者の方が失敗しがちなのが、「畳一帖では入りきらない」と思ってしまい、必要以上に大きなスペースを契約してしまうことです。

ただし、この失敗はさほど大きな痛手にはならないかと思います。

 

その理由はのちほど説明しますが、この逆のパターンのほうが問題です。

「畳一帖分の広さで十分だろう」という思い込みでいざ契約したら、荷物が多過ぎで収納できなかったというトラブルもすくなくありません。

 

こうしたトラブルというか、選択ミスをしないためには、契約を考えているトランクルームを実際に見てみることです。

ただし、漠然と見るのではなく、あらかじめ収納を予定している荷物の量やサイズを測っておいて、広過ぎないか、狭過ぎないかを確認することが大事です。

 

また、スペースを選ぶとき、ジャストフィットは避けるべきです。

 

なぜかといえば、トランクルームの上から下までびっしりと荷物を詰め込んでしまっては、荷物の出し入れがとても不便になってしまうからです。

 

一帖以上の広さを予定しているのであれば、荷物の出し入れをスムーズにするための動線スペースが必要になってきます。

ですから、もし一帖のスペースがジャストフィットであれば、1・2帖ないし1・3帖くらいの余裕が欲しいものです。

 

予算的に大きな差が生じないのであれば、大は小を兼ねるともいいますので、1・5帖くらいあってもいいかもしれません。

 

実際にお使いになるとわかりますが、「あれも、これも」と最初の想定よりも多めの荷物を収納してしまうものです。

 

もし、現地での内覧がむずかしい場合、運営会社によってはホームページ上でルーム内のイメージをつかみやすいよう、動画を公開している会社もありますので、ぜひご覧になってみてください。

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