大きくてかさばるアウトドア用品の収納術はグルーピングから

2022.09.13
収納・保管

 

自宅にある荷物で収納方法に困るものの筆頭が、アウトドアグッズではないでしょうか。

アウトドアグッズにはテントやタープなどのキャンプ用品、スキーやスノーボードにサーフボード、あるいはゴルフバッグなどのスポーツ用品、さらには釣り具といった趣味の道具など様々あります。

 

いずれの荷物も大きかったり、かさばったりと保管スペースを取るものです。

 

戸建てのご家庭であれば庭に物置小屋を設置して収納できるかもしれませんが、それでもこれらのアウトドアグッズは保管場所に困るものです。マンション住まいで収納スペースが限られているご家庭であればなおさらです。

 

そんなご家庭の収納スペース代わりになるのがトランクルームです。

トランクルームにこれらのアウトドアグッズを保管しておけば、お出かけの際にトランクルームに立ち寄り、そのまま道具を車に詰め込んで目的地に出発できます。

使ったあとに洗ったり、メンテナンスが必要だったりする用具は別ですが、たとえばゴルフバッグなどは帰路に立ち寄り、そのままトランクルームに収納しておけばそれでおしまいということになります。

 

そのためアウトドアグッズの保管については、家庭内の収納スペースに負担をかけることがありませんし、トランクルームがオススメといえそうです。

 

しかしながら、いくら保管するスペースがあったとしても、きちんと収納しておかないとデッドスペースができてしまいます。特にアウトドアグッズは大きくてかさばるものが多いため、できるだけ効率良くまとめて収納することが大事になってきます。

 

そこでトランクルームあるいはご自宅での収納場所を問わず、アウトドアグッズの収納方法の留意点をまとめてみます。

 

もしかしたら、多くのご家庭がやっていることかもしれませんが、まずはアウトドアグッズのグルーピングを心がけるようにしましょう。

 

グルーピングとはその名の通り、用途が同じグッズを一つにまとめておくことです。これは収納方法というよりも、いざ使うとなったときに見つからなかったり、なくしたりしないためのお片づけ術です。

たとえばキャンプ用品であれば、テントやタープ、シュラフに椅子、クーラーボックスにバーベキューセットなどがあるかもしれません。それらのグッズとまずはひとまとめにしておきましょう。

 

ゴルフ用品であればクラブを収めたバッグの他にシューズやボールなどの小物入れ。釣り道具であればロッドの他に針やルアーなど細々したものがたくさんありますから、こうしたアイテムの持ち運びを良くするためにも、グルーピングは大事な作業になってきます。

 

基本的にアウトドアグッズで大きくてかさばるもの──たとえばスキーやサーフボードは縦置きになります。ゴルフバッグなども然りです。

そのうえで収納スペースの幅や奥行きなどを踏まえつつ、付属品や小物類などは棚やラックなどを上手に活用しながらコンパクトにまとめるようにしましょう。

 

もし2箇所ないし3箇所の収納スペースがあるようであれば、キャンプ用、スポーツ用、趣味用といった具合にグルーピングの括りを大きくしてまとめるのもいいかもしれません。

 

また、収納方法ですが、頻繁に使うグッズは取り出しやすい場所に配置すると便利です。

たとえば、夏場はキャンプやバーベキューの機会が多くなるので収納スペースの入り口付近に置いたりする。そのかわりスキーやスノボーなどのウインター用品は奥に仕舞い込んでおくといった具合に利用状況に合わせて配置換えをすると収納スペースを有効に活用できます。

 

もし、ある程度のスペースのあるトランクルームであれば、収納時に使う棚やラックはキャスター付きがオススメです。

キャスター付きであれば重量のある荷物の出し入れも少ない労力でできます。

また、季節によって荷物の配置換えをする際にもキャスター付きの棚やラックであれば、丸ごと移動するだけで済みますのでこちらも負担軽減といったところです。

 

これはご自宅の収納スペースでもできれば取り入れていただきたい一工夫です。

というよりも、トランクルームあるいは自宅の収納スペースに限らず、でき得るならば直に荷物を置くことをしないで、キャスター付きの棚やラックを導入することをオススメします。

 

荷物の出し入れだけではなく、収納ケースなどを利用すれば収納力もアップしますし、なによりも限られたスペースがスッキリします。

多少のコストはかかるかもしれませんが、ホームセンターなどで購入すれば決して高額なものではありませんのでぜひ利用していただきたいものです。

 

ただし、ここで一つだけ注意が必要です。

棚やラックを購入する前にトランクルームあるいはご自宅の収納スペースをきっちりと採寸しておくことです。

そのうえで保管する荷物のサイズも測っておいて、棚やラックに乗せる収納ケースもできるだけジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。

 

最後にアウトドアグッズに限らず、余分な荷物の整理整頓の基本ですが、もう何年も使っていないグッズは処分を考えるべきです。長年使っていない道具は劣化したり、不具合が生じたりするものが少なくありません。

定期的に用具を見直しして、不要になったものは処分する。

そうすれば限られた収納スペースを有効活用できますし、新たな趣味の機会が広がるかもしれません。

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