衣類を整理整頓する収納術でワークスペースの確保も楽々!
在宅ワークやテレワークが推奨されています。
そのため、「仕事場」とまではいかなくとも、ワークスペースの確保に苦心している方も多いのではないでしょうか。
特にテレワークともなると、インターネットを使った会議などもありますので、気をつけないと雑然としたお部屋が丸見えということにもなりかねません。そこでお部屋の整理整頓ですが、どうしても出てくる余分な荷物をどう片づけるかが問題になってきます。
押し入れやクローゼット、戸建てのご家庭であれば屋根裏にある小屋根の収納スペースや庭に設置した物置などに使わない荷物を保管しているかと思います。
それでも荷物置き場に困ったときには、最寄りのトランクルームを利用しているという方も多いかもしれません。
トランクルームは間取りによっては安価に利用できますし、借りる手続きもネットで完了できますからとても便利。余剰な荷物にお困りのご家庭であれば、検討の余地ありといったところです。
ところで、ご家庭にある荷物でついついたまってしまうのが衣類です。
カジュアルな普段着やフォーマルの衣類、しかも春夏や秋冬ものに下着や靴下、帽子などの小物を含めて衣類の種類はとても多いものです。
さらにご家族がいれば、人数分の衣類を収納しなければいけなくなります。
実際のところ、衣類を整理整頓するだけで、ずいぶんとお部屋や家の中がスッキリするという話を耳にします。
しかし、思うように整理しきれないのは、捨てるに捨てられない気持ちが働くからのようです。
愛着がある服であればそれはそれでいいのですが、衣服を整理しきれない方の多くは、なんとはなく手元に置いておきたいという思いがほとんどなのではないでしょうか。
そこで衣類の仕分け方法ですが、①2年以上着ていない洋服②試着してみて違和感のある洋服──は、思い切って処分するという選択肢を選ぶべきかと思います。
まず2年以上着ていない洋服ですが、思い起こしてみていかがでしょうか。
「そのうち着ることがあるかもしれない」という仮定で押し入れやクローゼットに仕舞い込んではいませんか?
しかし、1年ないし2年以上も着ていないということは、これから先も着ることがほとんどないといえます。
2年以上も前の衣服になるとデザイン的にも最近の流行と違ってきます。
また、実際に試着してみると、体型が変化したり、あるいは洋服の生地が劣化したりするなどして、着ても違和感をおぼえることが多いはずです。
こうした衣類は、いわゆる「タンスの肥やし」にしかなりません。
ここは思い切って処分するという選択がベターかと思います。
捨てるのがもったいないのであれば、ネットのオークションに出品するという手もあります。
とにもかくにも、もう着ることのない洋服を整理整頓する──これがお部屋をスッキリさせる基本中の基本といえるかもしれません。
次に整理整頓して手元に残した衣類ですが、せっかく仕分けしたのですから、限られたスペースを有効活用できるように収納方法にも気を配りたいものです。
衣類の収納や保管については、春夏ものと秋冬ものを分別することから始まります。そのうえで押し入れやクローゼットの突っ張り棒を利用してハンガーにかけたり、市販の収納ケースなどを利用したりして整理するのが一般的かと思います。
ここでのワンポイントが収納ケースの選び方です。
収納ケースにはいくつかのサイズがありますので、トップスやボトムスは大きめのケース、下着やTシャツなど薄手の衣類は小さめのケースなど収納品に合わせて選ぶのがオススメです。
ケースの材質が収納している中身が見えるのであれば問題ありませんが、そうでない場合はタグなどをつけて収納品が一目でわかるようにしてください。
収納ケースの配置についても一工夫することで利便性が増すものです。
下着や靴下など使用頻度の高い衣類は手前に置いたり、手の届きやすい場所に配置したりするようにするだけでずいぶんと使い勝手が良くなります。
また、だれもが経験されているように、春夏ものと比べて秋冬ものの衣類は厚みがあるためどうしてもかさばってしまいます。
ご家庭内の限られた収納スペースでは、効率良く荷物を整理整頓するのに限界があるかもしれません。
そうした際の心強いサポーターになるのがトランクルームです。
空調設備がしっかりしている屋内型のトランクルームであればカビの心配なども少なく、防虫対策などをしっかりすれば衣類の保管場所としてぴったりです。
また、衣類で意外とスペースを取るのが礼服などのフォーマル衣装です。
滅多に着ることがない衣装もトランクルームに預けておけば、家庭内の収納スペースをより有効に活用できるはずです。
処分するにしきれない思い出の衣類も収納しておけますので、ご家族の多い家庭であればなおのことトランクルームの利用がオススメといえます。
もちろんトランクルームは衣類だけではなく、ご家庭内で行き場のない荷物を保管することもできます。
トランクルームには0.5畳ほどから目的や用途に合わせて様々なスペースがありますので、家庭内の荷物の整理整頓を考慮中であれば、ぜひ検討してみてください。